浜名海兵団 遠江射場 潜入捜査 [潜入捜査報告書]

『潜入捜査官ゆきより本部へ。34°41'03.4"N 137°33'52.7"Eに到達。』

『本部了解。今回の調査は畑への潜入は許可されていません。道路沿いから不審者のオーラを放ちながら

写真を撮ってください。』

DSCN3555.JPG

1944年(昭和19年)9月15日、太平洋戦争末期に横須賀鎮守府の管轄で設置された浜名海兵団。

海兵団は大日本帝国海軍において、軍港の警備や防衛、船舶部隊への新兵の補充、下士官の育成訓練を

目的とした陸上部隊。

海沿いの平野部に設置されたと言う事は、本土防衛の一端を担う目的もあったのではないだろうかと

思います。

当時はこの周囲に44棟もの施設があったのですが、現在では畑が広がっています。



『本部よりゆき潜入捜査官へ。次のポイントは34°39'22.6"N 138°02'14.5"Eです。移動を開始してください。』

次のポイントは遠江射場
DSCN3597.JPG
大日本帝国陸軍が設置した砲弾試験場です。

写真のトンネルは当時建設されたもので小さな配電盤の跡が残っています。
DSCN3598.JPG
もしかしたら、砲弾や物資を運ぶ軌道とかが敷かれていたのかもしれませんね!

トンネルの隣には高射砲へと電力を供給する建物が残されています。
DSCN3596.JPG

扉には鍵がかかっているけど、穴は開いてるぞ!

の・・・・覗いとく?
DSCN3604.JPG
・・・・なんか動くやつが閉じ込められてたらいやよねΣ(゚Д゚;)ギクッ

トンネルの周囲には高射砲の台座らしき遺構が整列してました。
DSCN3603.JPG
こいつは平和利用だな。

リサイクルとか有効活用とかもいうよな。

司令所跡も残されてるけど、藪に覆われてなんだか侵入者を拒んでいるよう。
DSCN3600.JPG
『もう終わったのだからそっとしておいておくれ』

なんだかそういっているような気がします。

『こちら潜入捜査官ゆき。浜名海兵団、遠江射場の潜入捜査の報告は以上だ。』

『本部了解しました。次回の活躍にも期待しています。それでは、通信終了。』

まったねぇ~♪.+.((゚(o´∀`o):..+♪
nice!(13)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 13

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。